バイオノーマライザー フィリピン工場視察

 

フィリピンのマニラは飛行機で4時間ほどで到着した。
時差も-1時間で時差ボケなどなく、また今は乾季ということで、湿気などなく、快適に過ごせる。

気温は32℃。
日本の夏の方が暑い。

空港に降り立つとバイオノーマライザーのスタッフの方が迎えに来てくれていた。
挨拶もそこそこに、早速パパイヤの畑に向かう。

車を走らせて見るとなんとマナーが悪いのか、こんな交通ルールで事故が起きないのかが不思議なほど人とバイクと車が入り乱れている。

「事故は多いのではないですか?」と聞くと、以外にも少ないらしい。
危険なのでかなり緊張しながら運転するのでかえって事故が減っているようだ。
なんとも不思議だ。
また、珍しい乗り物を発見。

地元の庶民の足となっているバス。
それと同じく足となってるサイドカー。

マニラ空港から1時間ほどでパパイヤ畑の到着。

はじめに南国らしいヤシの木が出迎えてくれた。

パパイヤの木は想像していたより低く、手を伸ばせば実が簡単にもぎ取れる。

バイオノーマライザーに使うパパイヤは青パパイヤのみ使用していて、もぎ取るサイズを決めている。
ゲージがあり、これよりも大きすぎず、小さすぎないものを収穫しなければならない。

もぎ取ると白い液体が根元からジワーと出てくる。
これがパパイン酵素で、このちょうど良い大きさが一番酵素が多くなるようだ。
また、満月と新月の時のみ収穫し、この事も酵素と関係しているらしい。

収穫はバイオノーマライザーのスタッフの人しか行わず、これには農家さんは手出しをしない。
また、鮮度も大切で収穫されてから12時間以内に工場で処理を開始する。

栽培方法は1年に1回だけ有機肥料を使用するが、後は全く足さない。
これに関しては工場長に無肥料を提案してみた。
原料がパパイヤと発酵の為のブドウ糖を少しだけ使うバイオノーマライザーには無肥料栽培は適している。
この事は前向きに検討していただく返事をいただいた。

バイオノーマライザーの工場

次に向かったのがバイオノーマライザーの工場だ。

この工場はフィリピン政府が世界の企業に誘致をした新興工業団地で本田技研工業株式会社、イビデン株式会社、住友重機械工業株式会社、フィリップモリスなど、52社が入居している。


パークの入り口は警備員を配置し、治安もいい。

この一角にバイオノーマライザーの工場があり、想像していたものよりとても立派だ。

生産過程を見せていただいたが、1つの商品で自社工場を持ち、徹底した品質管理、 それを見学できる環境を整えているのは入り乱れているサプリメントの中でもあまり聞いたことがない。 本当に大切に作っているのがわかる。

バルナバクリニック
2日目はマニラから車で3時間移動し、スービックという港町のクリニックに向かった。 聞くと、このクリニックのある地区はフィリピンの中でも貧困な人々が暮らしている地区だそうだ。
クリニックに着くと、診察を受けるために、ずらりと人が並んでいる。また、奥にある施設にはたくさんの子供たちの遊ぶ声が聞こえる。

このクリニックは日本人の助産師、冨田江里子さんが運営していてる。

元々、冨田さんは日本のNGO現地調整員として活動していたが、初産で死産を経験する女性が非常に多く、1997年(平成9年)、スービックにバルナバクリニックを開設。

お産をボランティアでサポートしている。
貧困な地域、ボランティアということで、妊婦以外にも、お金がなくて治療を受けられない怪我や病気の人々までが押し寄せるようになった。

医師でない冨田さんは、当初、お産以外は断っていたが、その人々は貧しさで病院の治療を受けられない。その現状を知ってから追い返すことができなくなり、看護師としてできる限りのサポートを行うようになった。
薬なども無く、生姜湿布や、すりおろした生姜を服用させるなど、いわゆる自然療法的な処置をしていたそうだ。

その冨田さんの話を聞くまで奥にあるシェルターで子供たちと遊んでいた。

バルナバクリニックのスタッフから聞くと、この集まっている子供たちは、親から虐待されている、あるいは親からの性的暴行を受けているそうで、安らげる場所を提供している。
フィリピンの貧困な地域はこのような子供たちがとても多いようで、特に、父親から性的虐待を受けた子どもたちの精神的なショックは想像以上に大きく、立ち直るには相当な時間がかかるそうだ。

 

診察が一段落したところで冨田さんを交え、食事をそのシェルターで一緒にしていると、ぞろぞろと人がやってきた。

食事を終えると、同じシェルターで椅子を広げ、先ほどやってきた人たちが椅子に座る。

この人たちはバイオノーマライザーで体の調子が改善した人たちで、その話を聞く。

左から、高血圧、閉塞性肺炎、糖尿病、ファロー四徴症という重い心臓奇形、地中海貧血、おそらく白血病、乳がん。
あまりにもすさまじい話ばかりで言葉を失う。
病院に行くお金が無いので、症状もかなり悪化して、ここバルナバクリニックに駆け込み寺のようにやってきているみたいだ。
遺伝的な疾患の地中海貧血の女性は、すい臓がかなり肥大し、人の頭ほどの大きさになっていたらしいが、現在は人のこぶし大までになっていた。触らせていただいたが、柔らかい。この前まではかなり硬かったそうだ。

この話のときは寝ていたが、この2歳くらいの女の子が先天性のファロー四徴症という重い心臓奇形疾患で血が作れない。聞くと9歳らしい。

話が終わり、冨田さんの往診に同行する。準備をしていると、小さな赤ん坊がいた。
生まれたばかりの赤ん坊かなぁ?でもかなり痩せているな。と質問してみると、「この子は2歳でお母さんに虐待されて食べ物をほとんどあげられていない。」と聞く。
すさまじい状況がここにはある。

往診に同行

往診先のこの男の人はエイズが発症して、どこの病院も手の施しようが無く、受け付けてくれなくなった。

バルナバクリニックにすがる様に来たらしい。

私たちが同行したときは、
「今日はこの畑の草刈をした。」と元気に話をされていた。

次に向かった場所は、フィリピンの中でも本当に貧困な地域。

ここに筋ジストロフィーらしき15歳の少年がいる。

確定診断をつけるために大きな病院へ行く資金が無いため、確定はしていない。

この少年は自立で起き上がることすらできなかったそうだが、私たちが行くと起き上がってくれた。

出会いのきっかけ

このバルナバクリニックとバイオノーマライザーの三旺インターナショナルが交流したきっかけは、現在のフィリピン工場長が2年半前に日本から赴任したことから始まる。
社会貢献的な何か活動を、と探されているときに冨田さんのブログを発見。

何度もアポイントを入れるが、冨田さん自身がそういったものをあまり信用していなかった。
会うことすらできない状況で、「アポイントが取れないが直接行ってみよう。」と言うことで社長と飛び込みでバルナバクリニックに行くと、運良く冨田さんと会うことができた。
信用は全くしてくれない。

ただ、使ってくれるかどうか分からないがバイオノーマライザーを渡すことができた。
冨田さんは信用していなかったが、支援者に相談してみると、フィリピンにある会社なので信用できるのではないか?と言うことから少しづつ使ってみると今までに無い反応が出てきたそうだ。

そこから現在に至っている。

感想

私は今までこの様な事はテレビの中だけでしか見たことが無く、「かわいそうだなぁ」と思うだけで、テレビの中だけで起こっている別世界の話だと実感が全くわかなかった。

日本からマニラまで4時間。
国は違えど、たくさんの日本人も暮らしていて、暮らせそうな雰囲気がある。
あまり日本と比べて別世界の感じがしない。

そのマニラからから車で3時間。
景色を見れば、のどかな田舎町で普通に生活感がある。
バルナバクリニックの子供たちも見た目では日本の幼稚園児と変わらなく、いきいきと遊んでいる。

そのような何の違和感も無い中で、話を聞いてみると、まるでテレビの中で見ていたような話ばかりだ。
日本からそう遠くない世界で起きている現実だ。

これを受け止め、ボランティアで活動されている冨田さん、それをできる範囲だが支援をしている三旺インターナショナルに、なんともいえない感動を覚えた。また、結果がとてもすばらしい。

万能薬の夢を追って開発し、数々の賞を受賞された故人 大里章博士に感謝の敬意を表したい。

こんなサプリメントは今まで見たことが無い。