畑を見ると無肥料というより自然農だ。雑草は刈らず一緒に作物を育てる。
作物が負けそうな雑草だけ抜いて近くに置いておく。
畑に足を踏み入れるとフカフカで奈良県の自然農で有名な川口さんの畑に行った時と同じような感覚になる。どおりで旨いはずだ。
この畑は10年以上耕作放棄地だった。その畑を借りて黒豆を栽培し始めた。
現在は田土さんが栽培してから3年経過ている。
手をかけることはないのでもちろん肥料や農薬などは皆無。
自然農は収量が少ないので通常は当店みたいな業界でも手に入れることはほとんどできない。
田土さんは自家消費や友人知人にあげるぐらいしか利用方法がなかったそうだが、今年は収量が増えたようで少しでもこの農法が分かってくれるところで販売してほしいということで当店に白羽の矢立った。
残念ながら枝豆のシーズンは終わってしまい、今年はサンプルでいただいた分が最終ということで来年にこの楽しみは持ち越しだが、乾燥させて丹波の黒豆を作るということなので年末あたりはこの美味しい黒豆がやってる。
田土さんは自分で作った作物を今まで販売したことが無く、値段の付け方も今ひとつわからないということなので、詳細はここでお伝え出来ないが、年末はこの黒豆が店頭に陳列されることを楽しみにしてほしい。
味は格別で店長が太鼓判を押します。 |