5949 無肥料自然栽培 古代米もち米 緑米/450g【結び自然農園】

レビュー平均 4.9 評価 4 2024-04-18 浸水時間で食感が異なりました。2日程浸水すると、もちもちの食感で炊けました。 評価 5 2024-02-16 2回目の購入です。 これかも続けていきます。 評価 5 2023-02-06 初めて緑米を食べましたが、プチプチしていて美味しいです。 子供達はお米に何かを混ぜるのを嫌がるのですが、これなら大丈夫そうです。 体調管理にも良さそうなので購入して良かったです。 評価 5 2020-02-18 プチプチ感がたまりません。 はじめて購入しました。袋がミニサイズでとってもかわいい！毎日欠かさず白米に混ぜて食べています。身体に良い、血液サラサラ、貧血予防にこれからも食べ続けたいと思います。メッセ… 続きを見る 全10件

無肥料無農薬

自然栽培もち米　緑米 の田んぼを訪ねて

香川県観音市の荒木さんの田んぼに行ってきた。 荒木さんとの出会いは今から2年ほど前の熊本県の元田さんの無肥料自然栽培の勉強会だ。 作っている作物を聞くと「緑米」。 一番最初に聞く作物で「緑米」と答える方は初めてで、少し驚いた。 黒米、赤米の取り扱いはあり、緑米は取り扱ったことがなかったが、お米に混ぜて炊く、雑穀。 農家さんが主力として作るほど売れるものだとは思っていなかったからだ。

荒木さんが農業を始めるルーツとなったのが、この「緑米」。 氏神である大野原八幡神社でお手伝いをしていたある日、献上米である緑米の栽培者が廃業すると話を聞いた荒木さんは「自分が作ります。」と立候補されたのだ。 元々、大野原八幡神社の献上米が緑米になったのは宮司が緑米の種籾をお伊勢さんから献上米として頂いた事から始まったそうで、毎年、緑米の田んぼでは神域を示す鳥居が建てられ、御田植祭から献穀祭まで様々な儀式が行われている。

緑米は古代米で稲の背丈は高く、倒伏、脱粒がしやすい。 また、通常のお米には見られない、いつまで過っても穂が次々に出る。 これは気候変動にも強いということになる。 初めに実をつけたものの、気温が急激に変わってダメになっても次の穂が準備をしている状態なのだ。 子孫を残そうとする力が強く、生命力が強いともいえる。 ただ、穂はたくさんつくが半分ほどしか実をつけない。

生命力が強いので栽培はとても大変だ。 収量の元々少ない緑米は収穫時期を少しでも間違えると倒伏、脱粒して、さらに収量が減る。 全国でも生産量・収穫量が少なく市場でもほとんど見ることのない緑米。 利益を考えると、大変で作り手が辞めてゆくのも分かるような気がします。

幻の米と呼ばれる緑米は胚芽の部分がクロロフィル色素に緑色に色付いているのが特徴で、もち質。 従来のもち米よりも粘りが強く、甘みがある。

クロロフィルの特徴は、血中の脂質の正常化に作用してコレステロールを減少させる働きや、抗酸化作用、貧血予防、またヨーロッパでは「小腸のほうき」と言われるほどのデトックス効果を持ち、食物繊維の5000分の1という細かさで小腸の奥まで進入し、有害物質をキレイに取り除いてくれる。

緑米は亜鉛やマグネシウム、食物繊維を豊富に含んでいることから造血作用や 血液浄化作用があり、クロロフィルの効果も加わり、まさに血液の為のお米だ。

今回は収穫後の田んぼ、ルーツとなった大野原八幡神社と緑米専用の 色彩選別機をかけている場所に立ち会わせていただいた。

香川県の結び自然農園の荒木さん。
荒木さんが農業に携わったきっかけが この緑米になります。
この緑米は地元の神様の献上米で、作り手がいなくなるという話を聞き、 ご自分が立候補されたようです。
献上米を任されているので、変なものは作れません。
神域を示す鳥居が建てられ、御田植祭から献穀祭まで様々な儀式が行われている 献上米を食べる機会がもてるのはとても嬉しいですね。