ある日この大豆のハムを買っていかれる夫婦がいた。
それも毎週購入してくれるので「この大豆のハム美味しいでしょう?」と声をかけると
「そうやねん。これは俺の唯一の贅沢品やねん。」と旦那さんが答えてくれた。
なぜ?と思っているとすかさず「俺は今ガンでゲルソン療法という塩抜き、肉抜きの治療をやってる。」
ゲルソン療法というものは聞いたことはあるが、食事療法という事だけで内容は全く知らない。
ただ動物性を抜くということでこの大豆のハムには卵白粉が使われていて、この事を聞いてみると卵白粉だけは目をつぶっている、これが無くなったら本当に楽しみが無くなると。
その後もこの夫婦は毎週のようにお買い物に来ていただいていたが、ふと気づいてみるとあの夫婦を見かけなくなっていた。
しばらく見ていないので心配になったがどうすることもできない。
2〜3ヶ月過ぎたころだろうか?それとももっと月日は過ぎていたのかも知れないが、あの夫婦が店にやってきた。
生きてて良かったという喜びでか顔を見た途端
「心配していました。大丈夫でしたか?」とご来店の挨拶をしてしまった。
実はその後ガンはすっかりと消え、いつも食べていた大豆のハムをしばらくぶりに食べてみようと寄ってくれたのだそうだ。
実行できるかどうかは本人の意思の硬さもあるが、ゲルソン療法の凄さと大豆のハムやこの兄弟商品の大豆ローフ(リッチテイスト)の偉大さを知った日となった。 |