雅蜂園の大塚美和社長は岐阜の蜂蜜問屋に4年間勤めていたと
き、養蜂家から外国産の蜂蜜の注文を受けていたことから純粋な国産だけの蜂蜜を全国に届けたいと2002年、大阪府堺市に雅蜂園を設立した。 |
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毎年4月と8月の採蜜シーズンになると養蜂家さんの元に出向
き採蜜のお手伝いをしながら採蜜直後の蜂蜜を自身の目で品
質を確認し直接仕入れてる。
現在では九州から北海道まで50人もの養蜂家さんと直接取引
を行っている。 |
このため「雅蜂園のはちみつ」は生産者はもちろん「どの場所」「どの山」「どの花」で採蜜した蜂蜜なのか全てがわかる純粋な国産だけの蜂蜜だ。 |
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蜂蜜は「あかしあ」や「れんげ」といった花からミツバチが
運んできた蜜を採るわけだが、予期せぬ花の蜜を運んでくる
こともあるそうだ。
なので毎年同じ味ではない自然の蜜が味わえる。
バニラの香りがする蜂蜜があった年があり、これは抜群に美
味しかったそうだ。 |
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「養蜂家と共に過ごせばミツバチの状態もわかります。周りに咲いている花もわかります。ミツバチも家畜です。飼い主
を見ればそのミツバチが集める蜂蜜の良しあしまで伝わります。こうして20年間私は「養蜂家」と向き合っています。
気候に左右される蜂蜜はどんな年でも同じものではありません。
いい年も悪い年もあります。そんな中でも養蜂家がその年の最善を尽くして採取したものを自分の目で確かめて仕入
れています。いつも同じ味の物はありません、それが天然の
良さです。それが雅蜂園自慢の蜂蜜です。」
と大塚社長は言
う。 |
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採蜜後、瓶詰までには多少時間を置く。
冬に蜂蜜が固くなるのと同じように夏でも少し時間を置く
と採蜜後のようにはサラサラしない。
その場合、熱を加えるとサラサラして瓶詰めしやすくなるの
だが、蜂蜜には酵素がたくさんあるので温度にはかなり気を
つかう。
直火などせず、手間のかかる湯煎で1つ1つ瓶詰めを行って
私たちの手に届いている。 |