旬の素材にかけるだけ
■【米酢、りんご酢、一番だしをバランスよく】ベースのお酢には国産のお米から作った米酢と信州りんご果汁から作ったりんご酢をブレンド、そこに昆布とかつおの一番だしを合わせました。素材の持ち味を引き立てるよう、やわらかな酸味とまろやかな味わいに仕上げました。
■【こだわりの一番だし入り】お酢のおいしさを支えるだしにも徹底し、北海道産利尻昆布と、自社で削った鹿児島県枕崎産のかつお枯れ節からとった一番だしを使用しています。
■瀬戸内レモン果汁のさわやかな香り・酸味が楽しめる合わせ酢です。
【2024年4月 月刊 健友館】
酢造りは酒造りから
「酢という文字は酉(酒)から乍(作る)と書くように、よい酢造りはよい酒造り
から始まると私たちは考えています」と語るのは、明治9年創業のお酢屋さん、内
堀醸造の内堀泰作さんです。
内堀醸造で酢を造る工程は、大きく3つに分かれます。まずはアルコール発酵によ
る「酒造り」。

米酢は原料米を精米して蒸して米麹を作り、純米酒と同じ仕込みを経て、酢にす
るための日本酒=酒のもろみを造ります。

りんご酢はりんご果汁からアップルワインのもろみを造ります。
厳選した原料を伝統的な手法で丁寧に仕込む、酒蔵の仕事がここに生きています。
菌との対話を大切に
次は酢酸発酵による「酢造り」。
できあがった酒のもろみに酢酸菌を加え、アルコールを酢酸に変えていきます。
内堀醸造では、おいしい酢を造る酢酸菌が最も活発に活動するよう、菌や温度をコントロールします。
菌が育ちやすい環境かどうかコンピュータでチェックするなど、最新技術を積極的に取り入れることで、
高品質のお酢を安定して造っています。

発酵の技術が進んでも、酒造りも酢造りもすべて微生物の活躍があってのもの。
そして微生物が元気に活動するために欠かせないのが、水と空気です。
内堀醸造は2006年、きれいな水と清い空気を求めて長野県飯島町にアルプス工場
を新設。
菌と対話しながら、万全の品質管理でその可能性を引き出しています。
できあがった酢はタンクで「熟成」されます。

一般的に酢は熟成すればするほど色が濃く、まろやかな味わいになります。
やさしい酸味、コクと旨みが増した
「本造り米酢」「有機・玄米酢」「国産純りんご酢」は、こうして皆様のもとに
届きます。
お酢をもっと身近に、手軽に
ムソーブランドの大ヒット商品「カンタン八芳酢」の協力工場も、内堀醸造です。
ベースのお酢は、国産のお米から造った純米酢と、国産りんご果汁から造った純
りんご酢をブレンド。
米の甘みと旨みと重厚な香りに、りんごのフルーティーな風味を重ねて、幅広く和洋中の料理に合う酸味を作り出しました。
お酢のおいしさを支える「だし」にも徹底。利尻昆布とかつお枯れ節を使用し、一番だしを毎朝自社でとっています。
ピュアな一番だしで割ってあるから、素材の持ち味を引き立てる、やわらかな酸味とまろやかな味わい。
酢の物の器に残った八芳酢も、残さずおいしく飲んでいただけます。
開発ストーリー
売れ筋の調味酢を、ムソーブランドで
一般市場では、手軽に使える調味酢(食酢に他の調味料などを加えて味を調整したもの。
合わせ酢、調合酢ともいう)のニーズが、ここ10年間で著しく拡大しています。
「身体にいいお酢をもっと使いたいけど、味加減が分からない」
「忙しい日にさっと使える合わせ調味料がほしい」
これから増える若い世代のお客様を想定して開発した「カンタン八芳酢」。
2017年初夏の発売以来、おかげさまでご好評をいただき、
ムソーブランドとして近年にない大ヒット商品に育てていただきました。
「酢の物、ピクルス、南蛮漬け、甘酢あんなど毎日のように使うので、
すぐになくなってしまう」というお声を受けて徳用タイプ(900ml)も発売。
ユーザー様にもお店様にも喜ばれています。
さっぱりしたものが欲しくなる初夏から大きく動き始める「カンタン八芳酢」。
この機会に、開発ストーリーをもう一度ご紹介します。
協力工場は、「国産有機純米酢」「国産純りんご酢」などでおなじみの内堀醸造(岐阜県加茂郡)。
お酢造りにかける想いも高い技術も、信頼できるお酢屋さんです。
テーマは「これ1本で、いろいろなお酢料理が作れる」
目指したのは、汎用性が高い調味酢=「これ1本で、いろいろなお酢料理が簡単に作れる調味酢」です。
まず、ベースのお酢は、国産のお米から造った純米酢と、国産りんご果汁から造った純りんご酢をブレンド。
米の甘みと旨みと重厚な香りに、りんごのフルーティーな風味を重ねて、幅広く和洋中の料理に合う酸味を作り出しました。
さらに瀬戸内レモン果汁のさわやかな香りで、苦手な方も多い“お酢のにおい"をカバー。
家族みんなで使える1本になりました。
次に、甘味料のチョイスも重要です。
一般品の主原料である果糖ぶどう糖液糖は、原料トウモロコシに遺伝子組み換えの心配があり、ムソーでは使いたくありません。
代わりに北海道産ビートグラニュー糖で試作を重ね、控えめな甘みを添えました。
これにはうれしい余得も…果糖液糖類の甘みは加熱すると感じにくくなりますが、砂糖の甘みは温めても消えないので、
南蛮漬けや甘酢あんなどアツアツ料理にも使えるのです。
驚きのこだわり!自社製一番だし入り
化学調味料はもちろん、エキス類も使わないので、お酢のおいしさを支える「だし」
にも徹底しました。
北海道産利尻昆布を浸水してから3時間、弱火でだしをひいて引き上げたところへ、
自社で削った鹿児島県枕崎産のかつお枯れ節をたっぷり入れて漉す。
つまり和食の本格的な一番だしを、内堀醸造は自社でとっているのです。
毎朝とった一番だしを、風味が落ちないよう、その日の午後一番に充填します。
ピュアな一番だしで割ってあるから、素材の持ち味を引き立てる、やわらかな酸味とまろやかな味わい。
酢の物の器に残った八芳酢も、残さずおいしく飲んでいただけます。 (ムソー商品部 永松辰一)
自宅で作ってみました
スライサーと八芳酢を使えば簡単です!

ズッキーニと人参をスライサーでせん切りにし、塩もみして搾り、「カンタン八芳酢とオリーブオイルで和えます。
お好みで砕いたナッツをかけて

ご飯1合分に「カンタン八芳酢」大さじ2を 混ぜて酢飯を作り、スライスしたきゅうりと炒り卵を混ぜます。
スモークサーモンをのせると華やかに。
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